ABOUT FC PAF

「スマイル、ＰＡＦ（パフ）、100パーセント！」 

　練習や試合など、毎回の活動の最初に、私たちがかけ合う言葉です。 

　いつも明るく元気ににこやかに、そしてその日その日の活動を100パーセントの力でやり抜こうという約束です。ときには「スマイル、ひゃく、ＰＡＦパーセント！」などとやる人がいて、みんなで大笑いします。 

　ＦＣ　ＰＡＦ（エフシー・パフ）は、東京都サッカー協会の女子一般に登録するサッカークラブです。高校生から社会人まで幅広い年齢層で活動し、東京都女子サッカーリーグ1部に所属しています。 

　創立は1980年。女子サッカーの草分けのひとつである実践女子大学サッカー同好会の卒業生が集まって設立しました。1981年には、その年に創設された東京都女子リーグに加盟し、同年度の第３回全日本女子サッカー選手権大会（現在の皇后杯）では準優勝を飾りました。 

　創立当初は選手全員が実践女子大学の卒業生でしたが、次第に外からのメンバーが増え、現在では、「サッカーが大好き」であれば経験や年齢を問わず、幅広く受け入れて活動しています。 

　活動は基本的に週４回です。日曜日には、チーム所在地である福生市のほか、東京都全域のグラウンドを使って試合をするか、もしくは関東全域のチームを訪ねて試合をしてもらっています。練習は、火曜日と木曜日の夜、そして土曜日の日中です。主に三鷹市・調布市・府中市・小平市・練馬区・中野区・渋谷区・横浜市などのグラウンドを使います。 

　クラブにはスポンサーがついているわけではなく、メンバーの会費によってすべての活動が行われています。メンバーは全員何らかの役割をもち、クラブ運営の仕事を分担しています。メンバーとして活動していくには、サッカーが大好きであると同時に、自主性をもって練習や試合に参加することが必要です。 

　和気あいあいとした雰囲気のなかにも、全員が「もっとサッカーがうまくなりたい、もっとチームを強くしたい」という強い気持ちをもち、大好きなサッカーに取り組んでいます。学校や仕事、そして家事や子育てとの両立は楽ではありませんが、そのなかにサッカーがある生活は、だれもが「自分らしさ」を十二分に発揮でき、みんな充実した日々を送っています。